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【衝撃】元営業マンの本音!住宅購入の「頭金」、本当に不要なの?みんなのリアルな声から考える

皆さん、こんにちは!「家づくりサポート/だいすけ先生」です。住宅購入は人生の一大イベントですが、その中でも特に皆さんを悩ませるのが「頭金」ではないでしょうか?「たくさん入れた方がいい?」「なくても大丈夫?」…様々な情報があって、結局どうすればいいか迷ってしまいますよね。

先日、私が投稿したTikTok動画 「頭金を用意する必要はない?営業マンが本音を暴露!」が、多くの方にご覧いただき、たくさんのコメントをいただきました。私自身、住宅業界で26年の経験を持つ元営業マンとして、この動画では少し踏み込んだ「本音」に触れました。

今回は、あの動画でお伝えしたかったこと、そして皆さんから寄せられたリアルな声を踏まえて、「住宅購入の頭金」について、さらに深く掘り下げて考えていきたいと思います。

なぜ元営業マンは「頭金不要」と言うのか?動画の真意を読み解く

動画のタイトルは **「頭金を用意する必要はない?営業マンが本音を暴露!」**という、少し挑発的なものにしました。なぜ、一般的に「頭金は多い方が良い」と言われがちな中で、元営業マンである私がこのようなメッセージを発信したのでしょうか?

動画の全てをお見せすることはできませんが、タイトルや寄せられたコメントから、その真意の一部を読み解くことができます。あるコメントは、営業マン側の視点として「王手飛車取り!カモ!解約させないため!表面上毎月の返済が減る!ローンが取りやすくなる!」と手厳しくも核心をついた表現をされています。これはつまり、以下のような営業側の意図や、頭金が持つ側面を示唆していると考えられます。

  1. 契約の確実性を高める(解約抑止):高額な頭金を入れることで、顧客が途中で契約を解除しにくくする効果。会社によっては「営業というか会社の規定で決まってる所もある」という声もあり、売主側のリスク回避の側面もあるようです。
  2. ローン通過を容易にする:頭金があることで借入希望額が減り、金融機関の審査が通りやすくなる可能性。
  3. 表面的な返済負担軽減:頭金によって借入額が減るため、毎月の返済額が少なく見える。これが顧客にとってのメリットとして提示されやすい。
  4. 資金を「捉える」:顧客が用意できる資金を頭金として受け取ることで、資金が他社へ流れるのを防ぐ、あるいは契約に強く結びつける、という意図が含まれている可能性。

つまり、「頭金を用意する必要はない」というメッセージは、「頭金が なくても 住宅購入は可能である」という事実と、「必ずしも顧客の 最大の利益 のために頭金を勧めているわけではない場合もある」という元営業マンだからこそ知る業界の側面を含んでいたのかもしれません。現在の住宅ローンは「金融機関で100%ローンを組める様になったのは、私からすれば最近の事です。以前は100%出してくれませんでしたよ」というコメントにあるように、フルローンが一般的になっています。この時代背景も、「頭金が必須ではない」という言葉につながります。

コメント欄から見る「頭金」に関する多様なリアル

私の動画に対し、本当にたくさんのコメントが寄せられました。そこには、様々な方の経験や考えが詰まっており、頭金に関するリアルな現状が浮き彫りになっています。

「えっ、頭金入れない方がいいんですね✨」という、動画のタイトルそのままに受け取ったと思われるストレートな反応もありました。

一方で、頭金を入れることの具体的なメリットや重要性を挙げる声も多数ありました。

「4000万借りて1200万頭金 住宅ローン控除の効果を計算したら5000万借りるよりメリットがあったから」という方は、住宅ローン控除という制度を理解した上で、戦略的に頭金を利用したケースです。

「4000万借りて1200万頭金 住宅ローン控除の効果を計算したら5000万借りるよりメリットがあったから」という方は、住宅ローン控除という制度を理解した上で、戦略的に頭金を利用したケースです。

「うちは一千万ちょっと頭金入れました。理由は全期固定で組んだのですがハウスメーカー特約と頭金で金利優遇があり、がん団信・三大疾病・障害等の団信付きで0.8%になったからです💦勿論余力はしっかり確保しているので無理な金額を入れた訳ではないです😌」という方は、金利優遇を引き出すために頭金を使い、かつ手元の資金に余裕を持たせたという、非常にバランスの取れた判断をされています。

頭金が有るのは、それ迄貯蓄した証拠で有り、返済においての有力な後押しに成ります」というコメントは、頭金を用意できること自体が、その人の堅実な家計管理能力を示す証拠であり、それが金融機関からの信頼や、将来の返済に対する自信につながるという心理的な側面を捉えています。

頭金50万で3500万のローン組んだ」という、少額の頭金でも高額なローンを組めた具体的な事例も報告されています。これは、必ずしも多額の頭金が必須ではないという現状を裏付けています。

また、少し異なる視点として、「頭金入れるより運用した方がいい。借りる金利より回せる利率の方が高い」という意見もありました。これは、手元にある資金を住宅ローン返済に充てるよりも、投資に回して増やした方が効率的だという、資産運用的な考え方です。

「手付けは?」というコメントからは、頭金と手付金の違いについて疑問を持つ方もいらっしゃるようです。(補足:手付金は売買契約締結時に買主から売主へ支払われ、解約手付として機能することが多い一時金。頭金はローン借入額を減らすために物件価格の一部にあてる資金。手付金を頭金の一部に充当することは一般的です。)

まとめ:結局、あなたの頭金はどうするべき?

私の動画のタイトル「頭金を用意する必要はない?」は、多くの方に「え、そうなの?」という疑問や関心を持っていただくための問題提起でした。そして、寄せられた多様なコメントは、このテーマに対する関心の高さと、様々な考え方や経験があることを示しています。

これらの声を踏まえ、私が「家づくりサポート/だいすけ先生」として皆さんに伝えたいのは、以下の点です。

  • 頭金は必須ではありません。フルローンでの住宅購入は可能ですし、一般的になっています。
  • ただし、頭金には明確なメリットがあります。借入額が減ることで総返済額や毎月返済額が抑えられるだけでなく、金利優遇や住宅ローン控除において有利に働くケースもあります。
  • 頭金を入れる決断をする際は、手元に最低限残しておくべき資金(病気や失業など、もしもの時のための生活費)をしっかり確保した上で、無理のない範囲で行うことが鉄則です。
  • 資金に余裕がある場合、頭金に回すのと、手元に残して運用するのと、どちらがご自身のライフプランやリスク許容度に合っているかを比較検討する視点も重要です。
  • 頭金は、単なる支払いの一部というだけでなく、金融機関への返済能力のアピールや、売買契約を確実にするといった側面も持ち合わせています。

結論として、「頭金は用意する必要はない」という言葉を鵜呑みにするのではなく、「頭金がなくても大丈夫な場合が多いが、入れることによるメリットも多く存在する。だからこそ、自分にとって最もメリットが大きく、かつ無理のない形は何かをしっかり考える必要がある」と理解していただきたいのです。

そのためには、ご自身の現在の貯蓄額、収入、将来的なライフプラン、利用を検討している住宅ローンの条件、そしてハウスメーカーや工務店の提示する支払い条件など、様々な要素を総合的に判断する必要があります。

今回ご紹介した動画やコメントが、皆さんがご自身の頭金についてじっくり考えるきっかけになれば幸いです。「家づくりサポート/だいすけ先生」のチャンネルでは、今回のような住宅ローンの話題だけでなく、床下収納、勝手口、外構工事の予算、断熱性能、地盤調査など、家づくりに関する様々なテーマで情報発信をしています。これらの情報も活用していただき、皆さんのマイホーム計画が成功することを願っています。

何かご不明な点や、さらに詳しく知りたいことがあれば、ぜひコメントなどでご質問ください。一緒に、後悔しない家づくりを目指しましょう!

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